老人ホームでは、入居者同士のトラブルや、入居者と施設との間の契約に関するトラブルなど、様々なトラブルが発生する可能性があります。
そこで、ここでは、介護施設でのトラブルを弁護士に相談する重要性やメリットについて、分かりやすく解説していきます。

介護施設でのトラブルの例

まずは、入居者どうしでのトラブルとして、やはり人間関係のトラブルが多いといえます。
入居者の方の中には、「どうしてもあの人とは馬が合わない」ということも考えられます。
また、騒音トラブルや認知症の症状がある入居者の方による暴言・暴力といったトラブルもあります。
そして、入居者と施設側との間でのトラブルとして、契約内容に関するもの、退去に関するもの、サービスに関するものなど、多岐にわたります。
具体的には、契約内容と実際に受けられるサービスの内容が異なる場合や、施設紹介のパンフレットに記載されている金額と異なる費用を請求される場合などがあります。

また、長期入院が必要となり、退去を求められてしまうケースや、必要以上の手厚いサービスを提供されることにより、本人の自立をかえって害してしまうケースが挙げられます。

弁護士に相談する重要性やメリットについて

介護施設でのトラブルの相談先として、弁護士を選ぶメリットは主に2点あるといえます。
1つ目は、弁護士には、相手方との交渉力があるということです。
いざトラブルが発生した際に、自分たちで施設側や相談窓口に相談をしても、なかなか改善が見られない、本当に改善されているのか把握しにくいということが考えられます。
しかし、弁護士に相談することで、契約上の問題には、弁護士の法的知識で対応することが可能ですし、弁護士は相手方との交渉のプロでもあります。
入居者の方やご家族が声を上げても、単なる苦情として受け入れてもらえない可能性がありますが、法律の専門家である弁護士が、第三者的な立場で交渉を行うことで、相手にも受け入れてもらいやすいのです。
2つ目は、法的な手続きスムーズに行うことができる点にあります。
トラブルが起きた場合に、はじめから弁護士に相談しておくことで、損害賠償請求といった訴訟提起を行う場合などにも、適切に対応することが可能となります。

高齢者・介護施設トラブルに関することは、弁護士　山田大仁まで

弁護士　山田大仁は、宮城、山形、岩手などにお住まいの皆様をはじめ、多くの方々から介護施設トラブルに関するご相談を承っております。
できる限り早期の解決を図るため、知識と経験の豊富な弁護士に相談されることをおすすめします。
お困りの際には、当事務所までお気軽にお問い合わせください。