病院における患者トラブルを顧問弁護士に相談するメリットとは
病院においては、患者からのクレームや医療費の未払いなど、様々な患者トラブルが発生することがあります。
もっとも、病院側で顧問弁護士との契約を行い、相談を行うことで、様々なメリットを受けることができます。
本稿では、病院における患者トラブルを顧問弁護士に相談するメリットについて解説していきます。
顧問弁護士に相談するメリット
病院における患者トラブルは、多忙な病院側のスタッフだけでは対処の難しいものが多く、また対処が遅れてしまうと大事に発展する可能性もあります。
顧問弁護士に相談を行うことで、迅速かつ適切な対応ができるため、顧問弁護士との契約は医療機関にとって重要なものといえます。
以下、顧問弁護士に相談するメリットをご紹介します。
医療機関に特有の問題に対処できる
病院の顧問弁護士は、医療機関に対する専門知識も豊富です。
そのため、未払い医療費やモンスターペイシェントの問題など、医療機関特有の問題について対処が可能です。
未払い医療費については、特に医療費が高い場合や、患者が外国人である場合には重要な問題となります。
顧問弁護士は、未払い医療費の対策についてマニュアルを作成することができるため、それに従った対処がしやすくなります。
どうしても支払いがない場合には、内容証明郵便を用いた支払いの督促や、訴訟への対応も可能です。
モンスターペイシェントについても、病院側では多忙なこともありなかなか適切な対処が取れない場合も多いですが、顧問弁護士であれば法的に正しい措置を取ることが可能です。
迅速な対応が期待できる
問題が起こってから都度、弁護士に相談・依頼を行う場合と異なり、顧問弁護士であれば、既に選任した弁護士に対して相談を行うため弁護士を探す手間がなく、メールや電話での相談も可能であるため、迅速な対処をすることができるようになります。
最新の問題に対応できる
医療機関を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、法的問題についても新しいものが次々と現れます。
例えば、マイナ保険証を巡るトラブルが挙げられます。
近年ではマイナンバーカードと保険証を一つにしたマイナ保険証が保険証として用いられることもありますが、正しい読み取りをすることができず、結果的に患者が医療費の10割負担を強いられてしまう事例も発生しました。
このような場合、医療機関は患者からの払いすぎた医療費についての請求を受けることが考えられます。
顧問弁護士は、常に新しい法律への知見を深めているものです。
そのため、このような最新の問題に関しても、顧問弁護士であれば法的観点から正しい措置を取ることができます。
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